ディーラーなどで車を試乗する際のチェックポイント・実物の確認点
現物を見たら、カタログで見て思っていたボディーの色と違っていたり、内装が安っぽかったり、
意外と車内が狭かったりと、実際に見てみないとわからない点はたくさんあります。
本で見るのと、実際に太陽光の元で見るのとでは、本当にイメージが変わってきます。
カタログを見ただけで「この車買おう!」って決めてしまうひとは滅多にいないと思いますが、
高い買い物ですし、後で後悔しないためにも、納得行くまで自分の目で確認する&試乗してみることが大切です。
試乗しようとしていた車がもし店頭になくても、購入を検討していると言えば、後日準備しておいてくれます。
ですが、せっかく出向いたのに試乗したかた車がないとなれば、全くの無駄足になりますので、
試乗したい車が決まったら、お店に行く前にまず電話で試乗車の確認をします。
電話連絡をしておくことは、店頭の試乗車の確認にもなりますし、購入の意思の本気さがより伝わって
後々の値引きにも繋がりやすくなります。
外見も大切ですが、外見がよければ全て良し!ではないですから、
乗り心地、運転のしやすさなどを確認してみましょう。
見積書をもらう段階で試乗してもOKですし、値引き交渉に行く段階で試乗してもOKです。
では、ここからは実物でチェックするポイントと、試乗のポイントについてです。
また、灰皿やドリンクホルダーなんかも取り付けやすい位置にあるかも重要ですよね。
書類や生活用品などの保管スペースも、どのくらい確保されているかもチェックしておきましょう。
内装のデザインも重要です。
車は外から見ていることより、中から見ることの方が多いわけですから、
内装の好みが合うかは結構重要となります。
この部分邪魔だな・・・とか、これここにあったほうが使いやすいのに・・・
ってこともよくあります。
ただ運転席に座るだけでなく、運転席のチェックが終わったら
後部座席にも座りましょう。
足元スペースが十分広いかなども確認し、トランクなどの収納スペースも
しっかり見ましょう。
期待していたより荷物があまり載らなかったり・・・ということもあり得ます。
子供がいる場合やアウトドアなどの趣味があれば、荷物も大きく
、多くなりますので、特に注意が必要です。
ベビーカーなど、よく使う大きな荷物が出し入れしにくかったり、ぎりぎりの幅だったり・・・
これは致命傷ですよね。
ワゴンやミニバンなどですと、シートも実際に動かしてみて、使い勝手も試してみましょう。
欲しかった車に試乗できるとけっこう心がうかれがちですが、購入の決断をする大きな分かれ道となりますので、
見るべきポイントはしっかり確認してきてくださいね。
試乗をはじめたら、やっぱり1番は運転のしやすさや乗り心地が重要ですが、
乗っている位置からの視界や、後方は見やすいか、ハンドル操作なども確認しましょう。
サイドブレーキが引きやすいか、またシフトレバーも最近は変わったところについたいたりしますので、
シフトが変えやすいかなどもチェックですね。
走行中の騒音なども、気にしたほうがいい点です。
また、加速に全然パワーがなくて今の車よりすごい遅くて気になる!
なんてこともあります。
自分の走行パターンにマッチしているかも確認してみましょう。
(でもあまりにも調子にのって事故らないように)
一人ではやっぱり不安って方も含め、試乗には家族や友達など
「自分一人では行かないこと」もポイントです。
やはり自分だけでは見落としがちな部分も見つけやすいですし、客観的な意見も聞けるので、
誰か連れて行ける人がいるなら連れていきましょう。
共同で乗る人がいるなら、その人を連れていくのが1番良いです。
あと、最近よくある自動スライドドアなんかの車は、雨の日に試乗してみるのもOKです。
自動だと一見便利ですが、雨の日で傘も差さずにさっさと車に乗り込みたい!って時に
意外とゆっくりの開閉でイライラしたり逆に不便さを感じる人もいるようです。
また、100%購入の意思が高まっていなくても
試乗するとドライブイメージがつきやすくなり、
テンションが上がって、購入への第一歩が出やすくなります。
ですが、気になる・妥協できない点があるのに、
その場のうきうき感で購入を決めてしまうのは危険です。
ディーラーの営業マンも、購入を踏みとどまっていると営業マンのほうから
「迷っているなら、一度試乗してみますか?」などと試乗を勧めてくる場合があります。
それは、実際に試乗してしまえば、こちらが購入の一歩が出やすくなることを知っているからであって、
まだいろいろと悩んでいて、あまり候補もないのに試乗してしまうのはやめましょう。
本当に決まらなくて、購入への一歩のために背中を押して欲しいなら話は別ですが・・・
ある程度候補があって、値引きのためにこちらが試乗をして購入の意思を営業マンに感じてもらうのもひとつの方法です。
試乗をするとその場のテンションで契約書に印鑑押してしまいがちですが、
まずは落ち着いて、その場で契約しないで一旦お家に帰りましょう。
試乗には、自分が何の目的で新車を買うのか、例えば子供が乗り降りしやすい車が欲しくて、
とか、趣味の道具がたくさん乗せたい、など本来の目的を見失わないようにしましょう。
そして、実物でチェックするべきポイントはしっかりチェックして帰ってくる、これが基本です。
では、試乗がんばってきてください!
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